ダイビングライセンス取得の費用相場は8〜10万円!内訳や安いスクールの探し方を紹介
ダイビングライセンスの取得には、8〜10万円ほどの費用がかかります。
「できるだけ費用を抑えてダイビングのライセンスを取得したい」と考える方も多いでしょう。しかし安さばかりに目がいってしまうと、後悔する可能性もあるため要注意です。
今回はダイビングライセンスの取得にかかる費用の内訳や安いスクールの探し方、後悔しないために気をつけることなどについてまとめました。
ダイビングスクールを運営するプロの目線から、分かりやすく解説します。
記事を最後までチェックすれば、費用を抑えつつ、後悔せずにダイビングライセンスを取得する方法が分かります。
ダイビングライセンス取得の費用相場は8〜10万円
ダイビングライセンスの取得にかかる費用の内訳は、以下のとおりです。
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これらを合計すると、8〜10万円になるのが一般的です。
それぞれ詳しく解説します。
教材費

ダイビングライセンスの取得費用には、教材費が含まれています。
最近ではオンラインで学べる教材も登場していますが、やはり対面でインストラクターから直接習った方が身につきます。
教材では、以下のような「ダイビングの基本」が学習可能です。
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どの教材を使用するかは、指導団体によって異なります。
当スクールの場合、教材を使用した学科講習には、4〜5時間ほどかかります。
プール費

いきなり海へと飛び出すのは危険です。
そのため、学科講習で基礎的な知識を学んだ後は、水に慣れるための「プール実習」を行います。
このプールの使用にかかる料金も、ダイビングライセンスの取得費用に含まれています。
ここで使用するのは、普段行くような一般的なプールではありません。浅い場所もあれば、水深4〜5mの場所もあるようなプールです。
波のない安全な環境で、ダイビングの練習が可能です。
また、プールではなく穏やかな海の浅瀬で実習を行うケースもあります。
なお、こういったプールや海の浅瀬のことを限定水域と言います。
海洋実習費

限定水域での実習が終わったら、いよいよ海洋実習です。
海洋実習では、一般的に2日間で合計4本のダイビングを行います。この海洋実習にかかる料金も、ダイビングライセンスの取得費用に含まれています。
魚のいる海に初めて潜る海洋実習は、ダイビングライセンスの取得において、最も楽しい部分です。
海洋実習費とプール費には、人件費やシリンダー(ボンベのこと)、現地までの移動費などが含まれます。
レンタル器材費
ダイビングには、以下のように多くの器材が必要です。
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安全面や衛生面を考慮して、マスクやスーツなど、肌に直接触れるものはライセンス取得のタイミングで購入される方が多いです。
もちろん、まずはすべてレンタルからスタートする方もいます。
そして器材のレンタルにかかる料金は、ダイビングライセンスの取得費用に含まれている場合と、別途レンタル代が必要な場合があります。
申し込みの際は要チェックです。なお、当スクールの場合はすべてレンタル代込みですのでご安心ください。
申請料
ライセンスの取得後は、それを証明するためのCカードを発行します。
このCカードを申請するのにかかる料金も、一般的にはダイビングライセンスの取得費用に含まれています。
料金は指導団体によって異なりますが、相場は10,000円ほどです。
以上が、ダイビングライセンスを取得する際にかかる費用の内訳です。
ダイビングライセンス取得の際に追加でかかる可能性のある費用
ダイビングライセンスを取得する際に、追加でかかる可能性のある費用は以下のとおりです。
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1つずつ詳しく見てみましょう。
交通費、宿泊費
スクールの場所や実習地によっては、交通費や宿泊費が発生します。
例えば東京在住者が沖縄でダイビングライセンスを取得する場合、飛行機代で数万円、宿泊代で1泊5,000〜10,000円ほどかかります。
前述したダイビングライセンスの取得にかかる費用8〜10万円に加えて、沖縄旅行にかかる費用が追加されるイメージです。
なお、近場のスクールであれば宿泊費はかかりません。交通費もほとんど不要です。
例えば東京都江東区、住吉駅(錦糸町駅の一駅隣)にある当スクールでは、海へ行く際は錦糸町からの送迎を行っています。
食事代
海洋実習中は、朝から夕方まで外で活動します。そのため、食事代が必要です。
食事のタイミングは、スクールによって異なります。例えば当スクールでは、ダイビング後に飲食店に行き、少し遅めのランチを食べています。

レンタルせず購入する器材の費用
すべてレンタルで済ませる方もいらっしゃいますが、やはり「自分の器材が欲しい」と考える方が多い印象です。
当スクールでは、視力が低い方はマスクを購入してスタートしたり、講習過程で重要性を感じスーツを所有される方も少なくありません。
特にマスク・フィン・スノーケル・グローブなどの器材は、フィット感が重要です。
器材の購入費用はピンキリです。全部揃えた際の相場は、50~150万円ほどとなっています。
必ずしも最初から一式揃える必要はありません。
「まずはウェットスーツから」のように、1つずつ器材を揃えていくのも良いでしょう。
ログブック
ログブックは、潜った日時や場所・水深・見た生物などを記録する、ダイビング専用の手帳です。
単なる思い出の記録ではありません。旅先などでファンダイビングに参加する際、自身の経験本数を証明するために提示を求められます。
ログブックは、2,000〜5,000円ほどで購入できます。
沖縄や海外でダイビングライセンスを取得した方が安い?

リゾート地として人気の高い沖縄や海外(グアム、タイ、フィリピンなど)では、ダイビングライセンスの講習費が相場よりも安い傾向にあります。
特に物価の違いが大きい海外では、6万円ほどでライセンスを取得できるケースも珍しくありません。
しかし、沖縄や海外でのダイビングライセンス取得は、近くのスクールで取得するよりも高くつきます。
なぜなら前述のとおり、宿泊費や交通費がかかるからです。
いくら物価が違っても、タイやフィリピンに行くには、数万円の飛行機代がかかります。
また、宿泊費を抑えようと短期集中のコースを選択して、ダイビングの基礎が身につけられなければ本末転倒です。
ダイビングライセンスの取得にかかる費用は種類で異なる
ダイビングライセンスにはいくつかの段階があります。そして取得するライセンスごとに、かかる費用が異なります。
例えば本記事で紹介している「8〜10万円」は、初心者向けのライセンスを取得する際にかかる費用です。
初心者向けのライセンスを取得すれば、水深18mまでの潜水が可能となります。
さらに深く潜りたいのであれば、他のライセンスを取得しなければなりません。
例えば指導団体「BSAC」の場合、初心者向けライセンスの「オーシャンダイバー」を取得すると、「オーシャンダイバープラス」の受講資格を得られます。
そして「オーシャンダイバープラス」を取得すれば、水深20mまで潜水可能です。その先にある「スポーツダイバー」を取得すれば、水深30mまで潜れるようになります。
それぞれライセンスの取得には、数万円の費用がかかります。
関連記事:ダイビングライセンスの種類は40以上!違いや費用、後悔しないおすすめ選択肢を紹介
ダイビングライセンスを取得する指導団体はどこがいい?

ダイビングライセンスを発行する指導団体は、世界に40以上あります。
それぞれの団体が、初心者向けから上級者向けまで、さまざまなライセンスを提供しています。
「どの指導団体でライセンスを取得すれば良いか分からない」とお悩みの方もいらっしゃるでしょう。
結論、世界的にメジャーな指導団体を選んでおけば、間違いありません。具体的には、以下5つの指導団体のうちのいずれかです。
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メジャーな指導団体のライセンスは、世界中どこに行っても通用します。
一方、マイナーな団体だと海外でダイビングをする際、現地で追加講習や再認定が必要になる場合もあります。
指導団体やスクールの選び方について詳しく知りたい方は、以下の記事をチェックしてみてください。
関連記事:ダイビングライセンスはどこがいい?後悔しないスクールや指導団体の選び方を解説

ダイビングライセンス取得費用が安いスクールの探し方
ダイビングライセンス取得費用が安いスクールを探す方法は、以下の3つです。
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それぞれ詳しく見てみましょう。
お得なキャンペーンを実施しているスクールを選ぶ
ダイビングスクールは、時期によってお得なキャンペーンを実施しています。特に春先や秋冬のオフシーズンには、キャンペーンを実施しているスクールが多いです。
また、友人や家族と一緒に申し込むと「ペア割」「グループ割」が適用されるスクールもあります。
少しでも安くライセンスを取得したいのであれば、こういったキャンペーンを利用しましょう。キャンペーン内容は、SNSや公式サイトで告知されます。
東京都江東区にあるDIVE SHOP Juaでも、税込116,800円の受講料が毎月5名様限定で64,000円になるお得なキャンペーンを実施中です。
東京近郊の方はぜひチェックしてみてください。
近所のスクールを選ぶ
スクールとの距離も、ライセンス取得にかかる費用を抑えるうえで重要です。
移動にかかる交通費を節約できるからです。また、通いやすいスクールであれば日程の調整もスムーズに行えます。
ライセンスの取得には、最短でも3〜4日ほど必要です。近場のスクールなら通い続けやすく、モチベーション維持にもつながるでしょう。
また、ライセンス取得後のダイビングツアーにも参加しやすいメリットがあります。
近所にあり、長く付き合えるスクールを選ぶのが、費用対効果の高い選択です。

冬にライセンスを取得する
冬は、ダイビングのオフシーズンです。そのため、受講料を割り引くスクールが多くなります。
「そもそも冬にダイビングなんてできるの?」と疑問に思う方も多いでしょう。
たしかに気温や水温は低いですが、ドライスーツを着用すれば冬でも快適に潜れます。
また、人が少なく丁寧な指導を受けられたり、透明度が高くて綺麗な海を楽しめたりするメリットもあります。
費用を抑えるために、あえてライセンスの取得を先延ばしにして冬まで待つ必要はありません。
しかし、ライセンスの取得を検討し始めた時期が冬であれば、それは費用を抑えられる良い機会です。
冬のダイビングが不安な方は、以下の記事をチェックしてみてください。
関連記事:ダイビングは冬もおすすめ!インナー、グローブ等の寒さ対策や沖縄でも寒いのかを解説
ダイビングライセンスの取得で後悔しないために気をつけること
ダイビングライセンスの取得で後悔しないためには、以下3つの点に気をつけましょう。
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1つずつ詳しく解説します。
無理のないスケジュールで進める

ライセンス取得は学科講習・プール講習・海洋実習の3ステップで構成されています。前述の通り、ライセンスの取得には最短でも3〜4日ほどかかります。
無理をしてスケジュールを詰め込み、短期間で終わらせようとすると、知識の理解やスキルの習得が不十分になるでしょう。
そのため、週末や連休を活用して余裕のあるスケジュールを立てることが大切です。
「ライセンスを取得したのにスキルに不安がある」と後悔しないためにも、自分のペースで進められるスクールを選びましょう。
早くライセンスを取得して、好きな場所でダイビングをしたい気持ちも分かります。
しかし「早く終わらせる」よりも「確実に身につける」ことを意識するのが、後悔しないライセンス取得の秘訣です。
沖縄や海外にこだわりすぎない
「せっかくならきれいな海で取りたい」と沖縄や海外でのライセンス取得を検討する人もいます。
しかし、まずは通いやすい地元のスクールを選ぶのがおすすめです。近場のスクールでしっかり基礎を学び、自信を持ってからリゾート地で潜る方が安心です。
ライセンスを取ってしまえば、沖縄や海外にはいつでも潜りに行けます。
思い立ったが吉日

たしかに季節ごとのキャンペーン実施の有無などにより、ライセンス取得にかかる費用がいくらか変わるかもしれません。
しかし、ダイビングに興味を持ったときが、ライセンス取得を始めるベストタイミングです。
「いつか取りたい」と先延ばしにして、結局始められないままになってしまう方もいます。
「思い立ったが吉日」という言葉があります。ダイビングのライセンスは1年中いつでも取得できるので、早速行動に移してみましょう。
東京でのダイビングライセンス取得ならDIVE SHOP Juaにおまかせ
DIVE SHOP Juaは東京都江東区、住吉駅(錦糸町駅の一駅隣)のダイビングスクールです。海へ行く際には錦糸町からの送迎を実施しています。
DIVE SHOP Juaでは、これからダイビングを始めたい人向けに「オーシャンダイバーコース」を提供しています。
ライセンス取得までの大まかなスケジュールは、以下の通りです。
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日帰りで月1回の受講も可能なので、忙しい方やお休みが少ない方でもご自身のペースでライセンスを取得できます。
初めてダイビングに挑戦される方向けの「オーシャンダイバーコース」の受講料は、税込116,800円です。※現在、受講料が64,000円になるお得なキャンペーンを実施中!
キャンペーンは毎月先着5名様限定です。詳細は以下より、Dive Shop Juaの公式サイトをご確認ください。
まとめ
ダイビングライセンスの取得にかかる費用の内訳や安いスクールの探し方、後悔しないために気をつけることなどについて解説しました。
ダイビングライセンスの取得には、8〜10万円ほどの費用がかかります。キャンペーンの利用によって費用を抑えられますが「安ければ安いほど良い」というわけでもありません。
通いやすく信頼できる、自分に合ったダイビングスクール選びが大切です。
初めてダイビングに挑戦される方におすすめの「オーシャンダイバーコース」については、以下よりご確認ください。お得なキャンペーンに関する情報も掲載しています。




